fanficを書くのは何故楽しいか?あるいはpixivについてのメモ

 世界のSHERLOCKファンの主な活動フィールドといえば Tumblr ですが、日本にはpixivというエネルギーぐつぐつ煮えたった場所もあります。pixivにおけるSHERLOCKは最大派閥ではなく、海外ドラマ・映画ものの一隅ですが、しかしそれなりにかなりのあれこれが日々生み出されています。
 
 pixivという名の通り、メインはイラストですが、漫画、小説もあります。ん10年弱ぶりに、二次作品、ワールドワイドにいうと、ファンフィクションを書いてみました。

  • 二人が出会う前の某警部の独り言
  • 二人を引き合わせた張本人のささやかな受難
  • 中途半端なクローンねた

(いかにもですね、いかにも…)

 原稿用紙10枚にも満たないくらいなので(!!!)書いたうちにはいらないかもしれませんが。書いてみて「楽しい」と思った点のひとつは、『すでに設定ができあがっていて、その設定を借りるので書くのが楽である』ということです。たとえばあるキャラクタが何を言うか、何をするかは、すでにドラマで描かれて役者さん達が体現されているから、それにそって考えれば良いわけです。これは楽です…。楽だなんて言っていると堕落の一直線ですが。
 
 そしてpixivを使っていて楽しいと思うのは、SNSという点です。最近はtwitterfacebookを使っていますが、twitterSNSというには緩く、facebookはいろんな意味できついです。pixivは、mixiを初めて使った頃の「ネット上で誰かがワタシに反応してくれるふわふわ感」を久々に味わってしまいました…。
 
 pixivは閲覧数や、点数や、ブックマークなどで、見てくれた人のアクションがわかるのです。ページを開いても読まないひとがほとんどだと思いますが、ちらりとでも見られるのは、アクセスゼロに比べると全然違います。そして、点数とか、ブックマークとか、真意はさておき何らかのアクションを起こされるというのは、何かを作る人にとってはうれしいことだと思います。
 
 ところで「何かを作る」というのは、

  • 着想・作成プロセス
  • 完成
  • できあがったものに対する反応

の3カ所に「楽しい」ポイントがあると思います。段階を進めるほど、他者を必要とし、「けちょんけちょん」にされる可能性もありますが。pixivは、その3つめをSNSという形で提供してくれているわけです。

 pixivは主戦場は描くことのほうであり、小説は規模がだいぶ小さい感じはしますが、しかし、母集団が圧倒的に多いことが推測されます。 なんにもないところで文章書いても、本当にアクセスゼロとかあるんですよ、普通のブログだったら。ゼロ、1、2、それぞれの差は広くてでかいです。
 
 1つの反応でもうれしいので次もがんばって書きます!(≧▽≦) まずとりあえず筋トレ的に、物語を書く練習をしたいと思います。楽器をやる人は楽器がうまくなりたいし、絵を描く人は絵がうまくなりたいし、何だってそうだと思うので。