3次元おっかけにおける3つの心構え

 ベネディクト・カンバーバッチさんが掲載される雑誌、確認されるだけで4つもあり、4月には『シャーロック&ベネディクト FLIX special』なんてものまででるそうです。そして某速報によると、スタートレックの映画が公開されるまで、このベネディクト祭りはあらゆるメディアで行われるということで…!!


 ベネディクトのファンには、シャーロックから入った方が多く、また、「3次元初めて」という方も多いです。そんな3次元初めてというあなたにおくる、いくつかの心構え。


*「雑誌は買わない」という選択肢も考える
 おそらく2次元を極めていた方は、雑誌等書籍の購入が自然なことになっている方が多いと思われますが、一瞬立ち止まって、値段と種類と中身と置き場所をよく見て考えてみてください。もし人気がもっともっと火がついたら、あるいは長期化して定番化したら、すべてを網羅していては大変なことになります。闇雲に買うのではなく、「買わない」選択肢も一度検討しましょう。無理をしていると、金策が尽きたときに、相手に対する思いも、減少してしまう恐れがあるからです。ベネディクトさんはすでにたくさんの仕事をされており、入手できる映像や朗読音源も多いので、そちらの優先度を上げましょう。


*本業に注目する
その人自体の魅力がありすぎる場合、特にベネディクトさんはご本人のエピソードを知れば知るほどそうなのですが、その人の仕事を忘れてしまう可能性があります。3次元の人を追いかけるなら、その人のプライベートなエピソードや人柄などは優先度を二番目にして、作品を一つでも多く見て、その魅力を堪能しましょう。その人自体に惚れ込みすぎると、雑誌社などメディアの思うつぼです。


*結婚などの事件を想定しておく
マーティンは事実上の既婚者ですが、ベネディクトは独身です。女性が何者かにのめりこむ際に、対象の人が独身かどうかというのは、いうまでもなく大きなポイントを占めています。いや、自分はその人の仕事や人柄が好きなの!、といっていても、ある日いきなり「恋人」とか「婚約」「結婚」の報道がきたら、のめりこんでいればいるほど、ものすごいダメージを受けます。そして一気に熱が冷めることがあります。そんなことでファンをやめるというのは、非常にいろんな意味でもったいないです。ですから時々はそんな事件を想定してガクブルしておきましょう。


 好きで好きでたまらないんだから大騒ぎしたっていいじゃん!、という方がきっといらっしゃると思いますが、「3次元の人を応援するならば、息の長いファンになって欲しい」と思います。次々に新しいものに目がうつるばかりでは、ただの消費者になってしまいます。燃え上がる情熱の炎は、大炎上させずに、しぶとく長く、深く、燃やし続けながら、その本業に魅了される限りは、大好きな表現者を応援し続けてください。




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