Lord Shaftesbury をさがして(マーティンがドラマで演じた)

 tumblrこんな画像がアップされていて、そこにはSHERLOCKでレストラード警部を演じているルパート・グレイヴスとマーティンが、くるくるのバッハみたいなカツラをかぶって並んでいる。その時代のまぁまぁ社会的地位が高い人かなと想像する。
 
 2003年のイギリスのテレビドラマの作品 Charles II The Power & The PassionIMDb)。チャールズ二世が主人公の、時代劇らしい。

 マーティンが演じているのは、Lord Shaftesbury。ルパートはGeorge Villiers, Duke of Buckingham。二役? バッキンガム公爵?
 
 まず「シャフツベリ」に着目してカタカナ検索するが、なんだか違うのがでてきた気がしていったん挫折。前提知識等色々欠落しているようなので、解説文を読む気がしない。

 そもそもチャールズ二世って誰だっけ? Wikipedia をみると、長い。いやこんなに詳しい話はいらんわ…。その他の短い説明を読んで概要を頭に入れる。をを、ピューリタン革命、クロムウェル、そんなのあったなあ。
 
 Wikipediaなどをいろいろ手当たり次第読みあさっていたら、まず微妙な間違いをしていた。とちゅう、初代のバッキンガム公爵Wikipediaを読んだらちょっとふじょしの血が騒いで、ルパートはこの役か! と思った。が、いや違う。ドラマに出ているのは、2代目のほうだ。 
  
 もどってチャールズ二世のWikipediaを飛ばし飛ばし読んでいたら、「バッキンガム公、シャフツベリ伯、」とあり、バッキンガムは2代目にリンクしていた。そしてシャフツベリ伯は、アントニー・アシュリー=クーパー (初代シャフツベリ伯爵)だったわけである。
 
 マーティンがやってるから、という動機だけではなかなか世界史の勉強はできないが、この初代シャフツベリ伯爵のWikipediaの文章が、どうしてかおもしろい。なんだがすいすい読んで、知的好奇心を刺激されたようなふりをしてしまった。
 
 なかなかの重要人物のようだが、イギリス人のなかでも知名度はどれくらいなのだろう。日本史でいうところの……誰かな?


 というわけでほとんどWikipedia頼りであるが、小二時間ぐらいのあいだ、イギリスの歴史と爵位等々勉強した。チャールズ二世は若いとき苦労して、正妻はポルトガルから嫁いできたキャサリン・オブ・ブラガンザで、この人は持参金に島とかもってきて、でも子どもはできなくて、愛人と子どもがいっぱいいて、しかしイギリスでは庶子は王位につけない、子どもにつけるために公爵とかいっぱいできたとか、一番激しい愛人の女の人はその人にも愛人がいっぱいいたとか、現在のイギリスのロンドンの主要な土地は大金持ちの(資産が一兆超)の貴族達が持っている(ロンドンの一等地を握る4つの名家 - 英国ニュース、求人、イベント、コラム、レストラン、イギリス生活情報誌 - 英国ニュースダイジェスト)とか、変な知識がいろいろついた。
 

 イギリスのへんてこな王様というと、ヘンリー八世が非常に思い出深い(変な顔だから?)のだが、いろんな人がいるもんである。
 

 たまたま夜のテレビでイギリスの番組をしていた。チャールズ二世は、非常に魅力的で、大勢の前で話をしていたも、自分に話しかけてくれているような気がした、とか。そりゃーモテモテだったろうなぁ。