映画『ホビット 思いがけない冒険』の思いがけなさ(ネタバレなし)
【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ホビット 思いがけない冒険
公式サイト音楽すばらしいっすねー。すばらしすよ。
シャーロックでマーティン・フリーマンにはまりつつある自分はやや小躍りしつつ、いやそれにしても3時間近くあるのはそりゃないぜーと戦々恐々でいったのだが、まったく杞憂であった。(いや終わったあとにトイレいったらやばかったと思ったけど)長さが全然気にならない。おもしろくてあっという間だった、というのも違う。すごい内容があるのに、ぜんぜんだれないし、ものすごく世界に入り込みすぎて疲れるというのでもないし。こんな映画体験ははじめてっす。(家に帰ってからくたくたになったのは、そのあとで買い物したgapでレジに一時間並んだからだ。。)
みたのは川崎のIMAX3Dの字幕版。アバターのときに字幕で苦しんだので、やっぱり最初は俳優さんの声でみたいわ!と、字幕版にした。今回は席がよかったせいか、ホビットは「HFR3D(ハイ・フレーム・レート3D)」というもののせいか、疲れないし美しかった。。。
(追記:IMAX3DとHFR3Dは別物ですか? ありゃりゃあ。また後ほど調べる。。。)
イライジャ・ウッドの美しさに「ほわぁ!」となったが、いや、たんなる美ではない。ホビット庄の空気の暖かさやのどかさで美しいのです。それからそれから。。。
- 映像というか何体験というんだこれレベル
- 演劇としておもしろい(だと思う!)
- 指輪物語より素直に楽しいおもしろい
音楽も良いしねー。。良いシーンとかあげだすときりがない。。
唯一の欠点はもうやはりその長さかな。やっぱりおじけづくし、なかなか時間を確保できないと思う。クオリティ的には問題ないけど、映画館に足を運ぶという点でちょっとブレーキかかるのもったいないから、次はなんとか二時間半で頼む監督!
なにが思いがけないかというと、要するにそのおもしろさである。ラジニーカントの『ロボット』みたとき、すごいおもしろくてびっくりしたけど、ホビットの場合も「ずっとおもしろい」。けど、ロボットのときとはまたちがう(ロボットとホビットって何かあれだな)。
ホビットは、見ているあいだ、見終わったあと、心がなんか違う状態が続く。美しくてわくわくして楽しくて、ドキドキハラハラして、びゅーんとして、うわー(><)ってなって、ぐわっときて。見終わったあとに、何か残っている感じで。こんな心地になった映画ははじめてだよ!
見た人がみんな思いがけない旅に出られると良いなあ。
なぜか思うのは、「これを見ないと絶対後悔する」ということ。だからとにかく映画館へごー!