ワンピース「ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD』見た

 テレビでやっていたワンピースの映画『ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD』をみた。
 自分は原作はほとんど読んだことがなくて、「ワンピースおもしろいよおもしろいよ」と大絶賛する人が正直よくわからなかった。だってテレビでやってるアニメはいつかのドラゴンボールのアニメ並みに、テンポは悪い、話が進まない、絵が動かない、と良い印象をもつわけがなかったからだ。(ワンピースのアニメが劣化したのは最近だったらしいが)

 どっちもアニメの話じゃねーかよとキレルあなた、まあまあ。

 で、テレビで映画があるので録画して、最近やっと見た。すごいおもしろかった。絵が綺麗だし。話はジャンプの漫画なのでそれはそれなのだがそれはそれでいいだろう。良かったのは、登場人物の服装やでっかい動物や、幻想的?な情景描写や。そして悪役の竹中直人がうますぎた。ルフィにはると思う。アニメ的であり、竹中直人らしさもでていたし、竹中直人は隠蔽されていた。あとピエロみたいなキャラもよかった。

 また、世代的に田中真弓さんの熱演がすばらしいと思ってしまう。今日もアニメを見てすげーなーと思った(エースもね)。あれは原作者すっごいうれしいだろうなあと勝手に思ってしまう。

 ワンピースの作者は、年齢が同じぐらいだ。漫画やアニメをよく見る前から、同じ年代かなあ、と何となく思っていた。話のなかにちりばめられたコネタというか小さいギャグというか、それが非常にかぶるというか、だぶるというか。

ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD』をみてはじめて、ルフィの手や足がでっかくなるという設定がものすごいおもしろいしツボにはまるなあ、と思った。もしかしてずっとジャンプで連載を読んでいたら、脳内にこのイメージができているから驚かないのかもしれないけど、原作を読んでいないので、ルフィのこの設定は、クオリティの高いアニメで見ると、素直に見入ってしまった。

 大きくてカラフルなものたちが、ものすごい機敏に動く。重量があるのに敏捷性があるというのは、まさに力士なんだが、日本人てやっぱり相撲が好きよねw。主人公たちはジャンプの王道ヒーローの延長線上に居るが、洗練されてスマートになってコミカルである。まさに進化した形なのだろう。

 もし大金持ちになったら、ワンピースを全館大人買いしようと思っている。その頃にはできればジャンプサイズのカラー豊富な愛蔵版がでていると思う。ってそりゃあーいつの話だい。。