何故『竜馬がゆく』が男子およびおじさんの心をロックオン! な理由第一巻
有名すぎる司馬遼太郎の竜馬。龍馬伝みていたり、竜馬の舞台を見に行ったりしたので、これを機会に読み始めた。第一巻を読んだところでの、なぜ竜馬が男子ィに人気があるのか理由を考察してみた。
- イケメンではない
- 剣の使い手である
- 子供の頃は弱虫
- 友達が多い
- 女の人にモテる(なんで?)
- おっさんにもすかれる
- 和的エロがちりばめられている
- それなりに(丸暗記らしいが)知識がある
- お金に不自由したことがないが身分が高くないが育ちはよい
- 金勘定をする癖がついているが商家の値を引いているので嫌らしくない(ことになっている)
- 自由だが認められている
列挙すると、そりゃまあ、そうだろって感じだ。
第一巻時点でのイケメン的キャラは、武市半平太に桂小五郎だろうか。特に武市さんははんぱない。(つくづく、いい男を描くのは男だ)文武両道でまじめでしかし堅すぎずうだうだしていなくて、普段はクールだけど竜馬がからむとちょっと慌てたり? な。ツンデレですね。桂小五郎はものすごい物知りで剣も使える。谷原章介ももう少し立ち回りとかあればいいのになあ。その他、龍馬伝のキャスティングに関連しておもしろいなあと思ったのは、千葉重太郎。伊達にいつでも便利な渡辺いっけいを配してはいない。すごいはまっている。
従来はたぶん司馬遼太郎の竜馬がイメージが強かったのだろう。今回の龍馬伝の福山雅治はどーしてもイケメンなんだけど、自分はドラマを見てから小説を読みはじめてよかったと思った。