『相棒』でのアンテナのはなし
相棒の再放送で、暑苦しい刑事がでてくる話があった。夜道で通り魔があって、引きこもりの人が疑われて云々。
右京さんが、「アンテナの感度が良かったのです」と話をするところは、この物語の書き手の考えの表れの一つなのだろうと思うけど、なるほどなと思った。
日々の生活でいろんなことを言い放ち暮らしているけれど、それがもしかしたら誰かの心にはチクリどころかこっぱみじんに砕くほどの脅威や毒であるかもしれない。振り返れば、ずいぶんえらそうな子どもだったと思うから、もう何を言っていただろうかと考えただけでびくびくする。
と過剰に加害者ぶるのもみっともないというか、無責任。
ここまで書いて気づいたが、自分はいまやや引きこもりみたいな生活を送ってるので、「あれ?」と思った。