『英国王のスピーチ』を分割してみた

 アカデミー賞作品賞など4部門もとった映画。Huluで、最初は2時間一気に見るつもりだったが、挫折して分割してみた。


 良い映画だけど、これが作品賞をとったの?、と思った。演技が良いし(ただしきょうだいが全然似てなくておかしい、実際似てなかったのか?)、画面の雰囲気も良い(ただしちょっと暗い)、ローグの家の雰囲気とかステキだった。物語は実話にそっているならツッコミようがない(時代劇だからある意味ネタバレしている)。


 歴史的背景をやはりある程度押さえてみたい派としては、Wikipedia等でさくさく歴史のお勉強。いや、そんなに調べてないのだが結果としては。


 大詰めのシーン、あのシーンでバックにかかる曲を、誰の曲か知っているかでだいぶ印象が変わってしまうと思う。ずるいっちゃずるい。あえての選曲なんだろうか。それともたまたま?


 思えば、イギリスなど、日本以外の国が、戦争中どんな苦労があったか、たいして自分は知識がない。そこらへんを考え出すと、「この映画はいったい何がいいたかったのか?、別になーんにもない?」かも。人柄の話や克服することがメインだとすると、ラストにあの演説シーンをいれるのはわけわからん。だいたいあの演説が、吃音を克服することの象徴的シーンになっているとしたら、それはあまりにも単なるエンタメ…


 そうか、だからアカデミー賞で作品賞とったのかw。何はともあれたくさんのお客さんを動員する映画なんだな。