ティム・ガンのファッション・チェックのすごさを体験中

 2010-10-05の記事をきっかけに、今シーズンの2回目から録画してみている。

 毎回、見ているとどきどきばくばくして、ぐさぐさ何かが刺さってくる感じがする。(毎回ってどういうこった!) 毎回違う女性が出てくるのに。発言のどれかは、自分といっしょだ! みたいな感じでぐさっと刺さるし、ティムの言葉など槍の雨のごとくぐさぐさぐささささっの嵐。

 また、20代、30代、40代?など色々な女性が出てくるが、まあそれなりにみんなお金がある人っぽいけど、それぞれものすごい思い込みみたいなものがある。〜〜はだめ、とか、〜〜は苦手、とか。嫌い、苦手、やる気がしない。。こういう番組に出ようとする時点で、変わりたい気持ちがあるのに、ネガティブなものが口をついてでてくる。

 ティムやグレタはきっとすっごいセレブみたいなんだけど、「あなたはどうする?」「君はどうしたい?」という問いかけぽいものが多い。ネガティブな思い込みにはけちょんけちょんにだめ出しをだすけど、その人を否定していないし、もっと自分に目を向けなさい、といっているように聞こえる。女性たちは最初自分の価値観(みたいなもの)を否定されて落ち込むけど、落ち込んだときも「まさか〜〜を否定されるとは思わなかった」とか落ち込んだポイントをはっきりいうし、変わっていく途中、変わってからも、自分のコメントをのべていく。

 アメリカ人は自分の意見をはっきり言う、みたいに言われるけど、意見というほどじゃなくて、そのときに自分がいまどう思っているか、感じているかを、わりとするっと言っているように見える。その言い方(言葉遣い、単語、発音?)で色々判断はされるかもしれないけど、内容に頭からダメだししたりしないわけだ。だってまずは言わないと、何が違うのか、ひずみがあるのかわからないし。ディスカッションというのが自分は苦手なんだけど、意見とか考えるからややこしいのかなー。

 ファッションの話なのに毎回すごい色々衝撃を受ける。いや、ファッションの話だからこそ、だ。制服のような衣服の時代を過ぎた頃から、人類は何を着るかで様々な葛藤を続けているのだな。

 ところでティムとグレタの吹き替えも大好きなんだけど、英語で聞いてみたら、あれ、ティムってこんなしゃべり方なのねー。わりと若いw。グレタは低い声。英語の勉強になるかなー。