むかしむかし「やおい」という言葉があってだね。。

 801ちゃんのエントリ(indigosong.net/2010/04/post_246.html)をみてちょっと感動したのだが。こういう話題がでると、「いったいまどきのBLってどれくらい過激なんだろう」とびくびくしてしまう。

 いまどう使われているかわからないけれど、むかし「やおい」という言葉は「山なし、落ちなし、意味なし」という意味だった。アニメのキャラクターが同人誌上で、まさに「やまもおちも」ない、アニメでは描かれない、日常のヒトコマをかってに描いたような漫画があったのだ。それはたぶん、そういった「気配」があるだけで、そこはかとなくにおう「何か」に、当時の乙女たちはどきどきしたのかもしれない。それがだんだん過激になったのか、あっちゅうまに男同士の何やっているんだろうシーンが増えてきて、いまのBLみたいになったのかもしれない。。

 BLというときに、『風と木の詩』とか、どういう文脈で語られるんだろ。やっぱBLなんですか?これ?。BLのご先祖? 大阪府はこの漫画も規制の対象ににするのかなあ? んなわけないのかなあ?

 女の人の裸は町中にあふれてるのに、男の人の裸があふれるのは、男の人はいやがるよねー。別にBLが好きな人たちは、リアルな男の裸なんて全然興味がないと思うんだけどね。BLとかに露骨に嫌悪感示す人って、トラウマでもあるんだろうか?

 実際にすごい過激なら、ちゃんとR-18にしていいと思うんだよね。もしかしたら、いまのBLには、そういう自主規制というか線引きが存在しないように外部からは見えたのかもしれない。自分も那州雪絵の漫画がBLコーナーに混ざってると「げっ」て思うのは、そういうのがジャンル化してきたら「やばい」という感じはあったんだろうな、やっぱ。はっきりとジャンル化せず、そこらそこらに埋もれていたら、少女漫画の一部や小説の一部にあったら。でもブレイクしてバカに見つかってしまったいまではしょうがない。はやめにR-18と、そうでないものと、線引きができたほうがいいんじゃないかなと思う。

 はてぶのコメントはだいたい男よりで嫌だなと思ったけど、いま「R-18」というと、それだけでかなりひいてしまうのは確かなので、単純にR-18と、R-18以上で個性的なジャンルが人それぞれあるんだよ、という冷静な認識になるのはいいのではないかなとか思った。いまのままだとコンビニのR-18ってそういうふうにはいえないよな。。。あれ、そうすると、現時点のR-18って、反社会的要素?を含んでいるとしたら、だからおっさんが広げる夕刊紙には女の人の裸の写真や絵がのっていていいってことは、じゃあ、BLをR-18にいれるのは単なる差別じゃね?