整数と実数って言い方はどうよと思う訳よ10年素人わ。

明解Java 入門編もう新人研修はこの本て決めてもう9冊もかっちゃったわけだけど。この本は「整数と実数」というような書き方している。

 うちの会社は(自分も該当)数とかぜんぶただの数なわけで、小数点も身長や体重でしかお目にかからないような人しかこない。なのにこの本は、「整数」とか「実数」とか何の説明もなくいきなり使っていて。それでよく「明解」だの「入門」だのというなあ、とつっこみまくり。しょせんこの本は理系の学生のための本であって、新入社員のためではないと。

 しかし、整数とか実数ってなにかっつー話をしないと、こういうことが曖昧だと、intとかdoublueとかいわれてもまったくぴんとこないから(少なくとも振り返るとヲレはそうだった)、違いを説明しなきゃいけない。それでまず整数って何? ちょっとそこの人ちゃんと説明できる? 整数は http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/category/suu-to-siki/suu/henkan-tex.cgi?target=/math/category/suu-to-siki/suu/seisuu.html いうことにしておき。

 問題は実数。実数は、http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/category/suu-to-siki/suu/henkan-tex.cgi?target=/math/category/suu-to-siki/suu/jissuu.html こんなふう。ここなどを見るに、数学的には、整数は実数グループのひとつらしい。

 じゃなんで「整数と実数」なんて言い方されるか、全然わかんない。こういうもやもや感があると、新入社員の頭には絶対何もはいんない。

「整数と実数」みたいな言い方を、site:ac.jpに限って調べてみると、C言語の説明でよくされている様子。「数学とは違う」というのもあったので、違うらしい感じはするが。でもじゃあだけど、本で書いている「整数と実数」はどうやって説明すればいいのさ。

 普通はdoubleの説明をするのに「実数」なんて言わないと思う。「浮動小数点」がむずかしくても、そうかいてほしかったわん。